ゲスト 佐賀県立名護屋城博物館学芸員 久野哲矢氏

2024/02/16(金)
ゲスト
佐賀県立名護屋城博物館学芸員 久野哲矢氏

文禄元年(1592)、秀吉の朝鮮出兵の拠点として築城され、役目が終わると解体された名護屋城。その資材を使い秀吉の家臣、寺沢広高が築城したのが唐津城(続日本100名城)です。
唐津藩では船手組が活躍。長崎警備のほか、鯨の油や特産品の唐津焼、石炭や和紙等を下関に運んでいました。江戸時代の巨大産業の捕鯨で唐津が賑わったお話や唐津出身の建築家「辰野金吾」のお話も伺いました。

名護屋城博物館では、今年3月「第3回名護屋城大茶会」(写真)を開催し、秀吉の黄金の茶室を再現します。当時、名護屋城で家康など名だたる武将が集結し、茶会や能を開催していたという。この文化体験に加え、桜も楽しめる季節なので是非来館して欲しいと久野氏は話していました。